「んんっ……ああぁ……っ、ゆ、うま……くん……もっとぉ……ああぁんっ!」
彼女の喘ぎ声は、さらに甘く、切なさを帯びていた。彼女は、ユウマとの快楽の沼から、もう二度と抜け出すことができないでいた。
ユウマの膝に跨がるシオリは、自分の快感をさらに高めるように、腰を激しく動かし始めた。ねちり、と粘りつく水音が、教室の静寂を破る。
ユウマは、快楽を求めるシオリの姿を満足げに見つめながら、空いた片方の手を彼女のスカートの中に入れた。白く柔らかなお尻を包み込むように撫で、そのぷるんとした感触を愉しむ。そして、きゅ、と力を込めて掴んだ。
「ひゃあっ……!」
お尻の感触が、快感に震える彼女の秘所をさらに刺激する。ユウマは、その反応に愉悦を感じ、さらに腰を突き上げた。奥まで深く挿入された息子が、シオリの最も敏感な場所を力強く刺激する。
ビクンッと、シオリの身体が大きく震えた。
「んあああ……っ、ゆ、うま……!」
彼女は、まるで溺れるようにユウマにしがみつく。快感に震える身体を押し付け、彼の頬や首筋に、何度も何度もキスを繰り返す。それは、ユウマを自分のものだと主張する、愛おしくも独占的なマーキングのようだった。
そして、シオリは二度目の絶頂を迎えた。
ああ……っ、ん、あああ……!
全身を硬直させ、声を張り上げるシオリの奥で、ユウマの息子が、ごくんと大きく脈打つ。熱く、重たいものが、彼女の秘所にたっぷりと注ぎ込まれていく。シオリは、ユウマの熱い射精に反応するように、全身を震わせ、その全てを余すことなく受け止めた。
ユウマの熱いものが身体の中に満たされたシオリは、二度目の絶頂の余韻に身を委ねたまま、ぐったりとユウマの胸に顔を埋めて眠ってしまった。ユウマは、そんな彼女を愛おしそうに抱きしめ、背中を優しく撫で続ける。彼女の背後では、絶望に打ちひしがれた彼氏が、まだその場から動くことができずにいた。
どれほどの時間が経っただろうか。教室のチャイムが鳴り響き、放課後を告げる音が、ユウマの耳に届く。彼は、眠りこけるシオリにそっと声を掛けた。
「シオリ、授業が終わったよ」
その優しい声に、シオリの意識がゆっくりと浮上する。瞼を上げると、目の前にはユウマの端正な顔があった。そして、状況を理解した瞬間、彼女の顔はみるみるうちに真っ赤に染まっていく。教室の中で、クラスメイトがいる中で、ユウマの膝に跨がり、身体の中に彼の熱いものが満たされたまま、眠ってしまっていたのだ。
羞恥心で、彼女はユウマの胸に顔を埋め、さらに強く抱きしめた。その時、彼女の身体がわずかに動く。ぬるりと、ユウマの息子が彼女の内側を擦る。
「んっ……ふ、ああ……」
その感触に、再び快感が彼女の身体を駆け巡り、甘い喘ぎ声が漏れ出した。シオリは、まだユウマの身体に密着したままで、身を捩らせる。羞恥心と快感が混ざり合い、彼女の瞳は再び潤んでいた。
ユウマは、そんな彼女の反応を愉しむように、優しく腰を揺らす。
「ふ、んっ……んんっ……あぁ……」
シオリは、彼氏やクラスメイトの視線を忘れ、ユウマとの快楽に再び溺れていく。彼女の身体は、ユウマの優しさという名の罠から、もう二度と抜け出せないでいた。
シオリは、ユウマの射精を受け止めたまま、しばらくの間、彼の腕の中に身を委ねていた。やがて、彼女はゆっくりと意識を取り戻すと、ユウマの膝から立ち上がろうとする。
ちゅぽっ、と甘く湿った音が響き、ユウマの息子が彼女の奥からゆっくりと引き抜かれた。その瞬間、ぷるりと震える花びらが、熱い塊を名残惜しそうに押し出す。
開かれたばかりの彼女の秘所からは、愛液とユウマの精液が混ざり合った、ピンク色のトロッとした液体がゆっくりと溢れ出した。それは、初めての性交で破られた処女膜の血が混じったものだった。透明感のある白い愛液に、赤みがかった精液と血が混ざり、艶めかしいピンク色をしていた。
その粘り気のある液体は、熱を持ったまま、彼女の膣口から、ゆっくりと糸を引く。
ぽたり、と一滴。
そのピンク色の液体が、床に落ちた。それは、彼女の純潔が失われたことを示す、残酷で、しかし艶めかしい証拠だった。彼女の太ももを伝う温かい液体が、彼女の身体に、ユウマとの行為が現実であったことを刻み付けていく。
シオリは、その光景をぼんやりと見つめた。彼女の顔は、羞恥と快感の余韻で真っ赤に染まっている。彼氏は、その光景を、絶望に打ちひしがれた瞳で見つめ、もはや動くことができなかった。教室の静寂の中、ぽたり、ぽたりと床に落ちる液体の音だけが、残酷なまでに響いていた。
ユウマの膝から立ち上がったシオリは、床に滴るピンク色の液体など気に留める様子もなく、ユウマの顔をじっと見つめていた。その瞳は、これまでの高飛車な彼女とは全く違う、甘く、蕩けるような光を宿している。
いつもお読みいただきありがとうございます! いつもとは、ちょっと作風が違いますが……どうでしょうか!? かなり、エロ多めです( ̄▽ ̄;) 多めというよりも……エロメインです。 最後までお読みいただければ嬉しいです(●'◡'●)
その手は、嬉しさと緊張で小刻みに震えている。ユウマが、この飲みかけのジュースを受け取ってくれるかどうか、彼女は不安と期待で胸が張り裂けそうだった。 ユウマは、アヤが差し出したジュースを、じっと見つめた。彼の視線は、ジュースの飲み口に吸い寄せられる。透明なプラスチックの飲み口には、アヤの口紅の痕がうっすらとついていた。それは、彼女の柔らかく、艶やかな唇が触れた証拠。ユウマは、その痕を指先でそっとなぞると、アヤはびくりと身体を震わせた。 ユウマは、そのジュースを、まるで特別な儀式を行うかのように、ゆっくりと受け取った。そして、アヤが口をつけた飲み口に、自分の唇を重ねる。 アヤの心臓は、ドキドキと激しい音を立て、全身に血が巡るのを感じた。ユウマが、自分の飲みかけのジュースを飲んでくれる。それは、彼との間接キス。彼女は、その光景に、羞恥と歓喜で呼吸が止まりそうになった。 ユウマは、ジュースを一口飲むと、アヤに甘く囁いた。「ん……これ、アヤちゃんの味がする」 アヤは、ユウマの甘い言葉に顔を真っ赤に染め、つい口に出してしまった。「それ……ここにある……よ……」 それは、ユウマが残念がっていたファーストキスのことだった。彼女は、その言葉を口にしたことを後悔する一方で、彼が自分を突き放すことを恐れていた。アヤは、ユウマに拒絶されるだろうという不安を抱えながらも、彼が間接キスを受け入れてくれたというわずかな希望を胸に、吸い寄せられるようにユウマに近づいた。 ユウマは、そんな彼女の気持ちをすべて見透かしたように、机に座ったまま、両手を広げる。「そうだね、おいで……アヤちゃん」 その言葉を聞いたアヤは、身体が震えるほどの喜びを感じた。今までユウマに冷たくあしらわれていた分、この優しさが、彼女の心を深く満たしていく。彼女は、迷うことなくユウマの胸に飛び込み、その身体にぎゅっと抱きついた。ユウマの腕の中に包まれると、アヤの心は安堵と幸福感で満たされた。 ユウ
「ちょっと待っててね。友達に会ったから、頼んで買いに行ってもらったの♪」 アヤは、再びユウマの元に戻ると、得意げに報告する。「あぁ……うん。見てたし聞こえてた」 ユウマは、彼女の行動をすべて見ていた。「あれ、お願いしただけだよ?」 アヤは、自分の行為を正当化しようと、必死に弁解する。「え? 良いんじゃないの? 男子だし、使えるだけ使えばいいよ」 ユウマは、何でもないことのように、あっさりと答えた。その言葉に、アヤはホッとした表情を見せ、笑顔でユウマの腕に抱きつく。「えへへ♪ だよねー」 アヤの腕に抱きついたまま、ユウマは突然、彼女の顔をじっと見つめてきた。その瞳には、これまでの楽しげな光はなく、真剣な、それでいてどこか冷たい光が宿っていた。アヤは、その視線に射抜かれると、一瞬で笑顔が消え、身体が硬直する。心臓がドクドクと激しく高鳴り、恐怖、不安、そして微かな期待が混ざり合った、複雑な感情が溢れ出した。「え……な、なにかな?」 アヤは、キスではないことを本能的に感じ、動揺しながら尋ねた。ユウマは、そんな彼女の様子を冷徹な視線で見つめたまま、残念そうに呟く。「うぅーん……ファーストキス……残念だなー」 その言葉に、アヤの胸が締め付けられるような痛みを覚える。彼女は、必死に弁解の言葉を紡いだ。「うぅぅ……ごめんね? ちゅ、って触れただけ! 舌とか絡ませてないし」 ユウマは、アヤの言葉に興味を示さず、まるでどうでもいいことのように、あっさりと答える。「まぁ……仕方ないか……」 その言葉を聞いたアヤは、安堵しながらも、どこか寂しげに繰り返した。「……そう、仕方ないよ……」 ユウマは、アヤからくるりと視線を外すと、彼女に背を向
ユウマは、アヤの言葉に興味を示さず、冷たく言い放つ。「それ、彼氏に言ってあげれば?」「は? なんで? ただの彼氏に、そこまでする気ないし……ただ付き合ってるだけだしぃ」 アヤは、当然のように答えた。その言葉に、ユウマは興味なさそうな相槌を返す。「ふぅーん……」 その無関心な態度に、アヤはさらに焦りを募らせた。彼女は、ユウマの背中に自分の身体を密着させ、頬を押し付ける。その必死な様子は、まるで捨てられた子犬のようだった。彼女の心は、もう彼氏のことなどどうでもよくなっており、ただユウマに愛されたいという、切ない願いに満たされていた。 ユウマの背中にしがみついたアヤは、さらに必死に言葉を続けた。その声は、泣き出しそうに震えている。「ねぇ……5分だけでも……一緒にいて? ね? お願い……」 その言葉からは、一秒でも長くユウマのそばにいたいという、切ない願いがひしひしと伝わってくる。ユウマは、そんなアヤの必死さに、どこか面白さを感じていた。「5分って……なにするの? インスタントラーメンも食べられないじゃない?」 ユウマの意地悪な問いかけに、アヤはとうとう感情を抑えきれなくなり、声を震わせる。「だってぇ……ぐすん、ユウマくん……に、置いて行かれちゃうぅ……」 彼女の目からは、大粒の涙がとめどなく溢れ出した。それは、ユウマに嫌われることへの恐怖と、彼に置き去りにされることへの絶望からくる、本気の涙だった。彼女は、もはやユウマの存在なしでは、生きていけないとでも言うかのように、必死に彼にしがみついていた。 アヤの必死な涙と懇願に、ユウマは大きなため息をついた。その表情には、諦めと、ほんの少しの面白さが混ざり合っている。「ハァ……分かったよ。んで……なにするの? お話?」 その言葉を聞いたアヤは、信じられないものを見るかのように、ユウマの背中をさらに強く抱きしめた。「わ、わぁ!? やったぁ! ユウマくん……ありがとぉ……す、すきぃ……」 アヤの嬉しそうな声が、ユウマの背中から聞こえてくる。そして、抱きついたままの彼女が、彼の背中に唇を押し付けた感触が伝わってきた。 ユウマは、その感触に眉をひそめる。「ねぇ……他の男子とキスした唇をつけないで……俺、男子嫌いなんだよね……」 ユウマの冷たい言葉に、アヤはハッとしたように唇を離した。背中から聞
ユウマの腕の中で、彼女の身体は、彼への警戒心から、彼を求める気持ちへと、徐々に変化していく。教室という密室で、ユウマの新たな支配が、静かに始まろうとしていた。 アヤを抱きしめたまま、ユウマは彼女の耳元で甘く囁いた。「あーやーちゃん」 その甘い響きに、アヤの身体はびくりと跳ねる。彼女は、ユウマの腕の中で、戸惑いと期待の入り交じった表情で振り返った。「え? ん? なに?」 ユウマは、彼女の反応を見て、楽しげに笑う。「んふふ……♪ 呼んでみただけだよ」 その言葉に、アヤの頬がさらに赤く染まった。彼女は、ユウマの胸に顔を埋め、小さな声で呟く。「な、なんだよ……恋人みたいなことすんなよ……はずかしいって……」 その声は、恥ずかしさに満ちている一方で、どこか嬉しそうにも聞こえた。彼女の身体は、ユウマの腕の中に、心地よさそうに収まっている。 ユウマは、そんな彼女の様子を愛おしそうに見つめ、その細い髪を優しく撫でた。「あれ? 思ったより胸大きいね?」「ひゃっ。ば、ばかっ。勝手に触んなって言ってるだろー」「仲良くなったと思ったのになー。嫌ならいいやー……俺帰るわ」「はっ!? ちょ、待ってってば……イヤなんて言ってないよ!? 勝手に触るなって言っただけだし。ねぇ……座らない? どうせならさぁ……ゆっくり話そ?」 アヤを抱きしめたまま、ユウマは彼女の身体を撫でる。その手が、彼女の柔らかな胸に触れた瞬間、ユウマは意地の悪い笑みを浮かべた。「あれ? 思ったより胸大きいね?」 その言葉に、アヤの身体は大きく跳ねる。彼女は、顔を真っ赤に染め、恥ずかしさからユウマの胸を叩いた。「ひゃっ。ば、ばかっ。勝手に触んなって言ったでしょー」 ユウマは、その言葉にわざとらしく肩をすくめる。「仲良くなったと思ったのになー。嫌ならいいやー……俺、帰るわ」 ユウマが、アヤから身体を離そうとした瞬間、アヤは焦ったように彼の腕を掴んだ。「はっ!? わっ、ちょ、待ってってば……イヤなんて言ってないよっ!? 勝手に触るなって言っただけだしぃ。ねぇ……座らない? どうせならさぁ……ゆっくり話そ?」 アヤの声は、震えていた。彼女は、ユウマに帰られてしまうことが、何よりも怖かった。ユウマの甘い言葉と、彼の腕の中にいる心地よさが、彼女の心を完全に絡め取っていた。彼女は、ユウマの気を
「ユウマくんと……繋がれたね……」 その声は、安堵と満足に満ちていた。それは、初めての経験で、ユウマに身体も心も支配されたことへの、純粋な喜びの告白だった。ユウマは、そんな彼女の言葉に、気のない返事をする。「だなー」 ユウマは、何事もなかったかのように立ち上がり、シオリを優しく抱き寄せた。彼は、この性交を終え、ようやく能力を解除したのだ。 その瞬間、クラスメイトたちのざわめきが、まるで堰を切ったように教室に広がった。これまで何も気づかなかった生徒たちは、突然目の前に現れた、ユウマの膝に跨がり、身なりを整えたばかりのシオリの姿に驚愕していた。 シオリは、そんな周りの視線など気にも留めていなかった。彼女の意識は、ユウマとの繋がりに囚われたままだった。いつもは強気で、ツンとした態度を取る彼女が、ユウマに甘えている。そのあまりの豹変ぶりに、クラスメイトたちは言葉を失い、ただ呆然と二人を見つめることしかできなかった。 ユウマは、シオリを抱きしめたまま、新たな標的に視線を向けた。彼の視線の先にいたのは、ヒナの机にいたずらをしていた女子、アヤだった。彼女は、ユウマの冷たい視線に射抜かれると、反射的にユウマを拒絶する。「はぁ? なんでお前なんかに指示されないといけないわけー? きもーい」 彼女の言葉に、ユウマは薄く笑みを浮かべた。「んふふ……威勢が良いの嫌いじゃないよ」 ユウマは、アヤに近づき、彼女の自慢の金髪にそっと手を伸ばす。サラサラとした感触を確かめるように、ゆっくりと撫でた。「きゃ、勝手に触んな……よぅ……」 アヤの声は、威勢の良さを失い、震えを帯びていた。ユウマに見つめられると、彼女の顔色はみるみるうちに青ざめていく。まるで、目の前の存在が、人間ではない何かであるかのように。彼女の本能が、ユウマの異質で危険な雰囲気を察知し、身体が動けなくなっていた。「んーじゃあ、触ってもいい? 許可を得ればいいんだよね」 ユウマは、囁くように尋ねた。その声は、アヤの耳の奥で、甘い毒のように響く。「す、好きにすれば……」 アヤは、口ではそう言いながらも、ユウマが頭を撫でやすいように、無意識に首を傾げていた。その瞬間、彼女は、ユウマの支配下に堕ちたことを、彼に示したも同然だった。教室の中で、強気な性格の女子二人を完全に手なずけ、いじめられていた女子たちを、お
「んんっ……ああぁ……っ、ゆ、うま……くん……もっとぉ……ああぁんっ!」 彼女の喘ぎ声は、さらに甘く、切なさを帯びていた。彼女は、ユウマとの快楽の沼から、もう二度と抜け出すことができないでいた。 ユウマの膝に跨がるシオリは、自分の快感をさらに高めるように、腰を激しく動かし始めた。ねちり、と粘りつく水音が、教室の静寂を破る。 ユウマは、快楽を求めるシオリの姿を満足げに見つめながら、空いた片方の手を彼女のスカートの中に入れた。白く柔らかなお尻を包み込むように撫で、そのぷるんとした感触を愉しむ。そして、きゅ、と力を込めて掴んだ。「ひゃあっ……!」 お尻の感触が、快感に震える彼女の秘所をさらに刺激する。ユウマは、その反応に愉悦を感じ、さらに腰を突き上げた。奥まで深く挿入された息子が、シオリの最も敏感な場所を力強く刺激する。 ビクンッと、シオリの身体が大きく震えた。「んあああ……っ、ゆ、うま……!」 彼女は、まるで溺れるようにユウマにしがみつく。快感に震える身体を押し付け、彼の頬や首筋に、何度も何度もキスを繰り返す。それは、ユウマを自分のものだと主張する、愛おしくも独占的なマーキングのようだった。 そして、シオリは二度目の絶頂を迎えた。 ああ……っ、ん、あああ……! 全身を硬直させ、声を張り上げるシオリの奥で、ユウマの息子が、ごくんと大きく脈打つ。熱く、重たいものが、彼女の秘所にたっぷりと注ぎ込まれていく。シオリは、ユウマの熱い射精に反応するように、全身を震わせ、その全てを余すことなく受け止めた。 ユウマの熱いものが身体の中に満たされたシオリは、二度目の絶頂の余韻に身を委ねたまま、ぐったりとユウマの胸に顔を埋めて眠ってしまった。ユウマは、そんな彼女を愛おしそうに抱きしめ、背中を優しく撫で続ける。彼女の背後では、絶望に打ちひしがれた彼氏が、まだその場から動くことができずにいた。 どれほどの時間が経っただろうか。教室のチャイムが鳴り響き、放課後を告げる音が、ユウマの耳に届く。彼は、眠りこけるシオリにそっと声を掛けた。「シオリ、授業が終わったよ」 その優しい声に、シオリの意識がゆっくりと浮上する。瞼を上げると、目の前にはユウマの端正な顔があった。そして、状況を理解した瞬間、彼女の顔はみるみるうちに真っ赤に染まっていく。教室の中で、クラスメイトがいる中で